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寝たきりの方に向けた創傷ケアの正しい工程とは?

弊社は訪問看護業務を行っています。

その中で、寝たきりの方への適切な創傷ケアも頻繁に発生します。
褥瘡(床ずれ)の予防や治療目的で行われます。

まずは無菌的なガーゼやドレッシング材を準備し、患部を観察して創部の状態(大きさ、滲出液の量・性状、臭い、壊死組織の有無など)を確かめます。

生理食塩水などで創部を洗浄し、汚れや壊死組織を取り除きます。
不織布やハイドロコロイドなどの適切な創傷被覆材を選び、滲出液対策を図ります。

その後、背臥位や側臥位への体位変換を行い、新たな褥瘡発生を防ぎます。
その際、もし体の大きい利用者でしたら適切な体圧分散用具を使用するとよいでしょう。

シーツを汚染の少ない清潔なものと交換し、患者の快適性を高めます。

最後に創部の状況、実施したケア、次回のケア時期などを詳細に記録します。

寝たきりの患者は創傷治癒が遅れがちなので、頻回の観察と適切な処置が重要です。
患者への負担を最小限に抑え、他のスタッフとも連携を取りながら、ていねいな創傷ケアを行いましょう。

弊社では現在、訪問看護スタッフを募集しています。

看護師や理学療法士、作業療法士がいる環境なので医療的処置が学べる現場です。
看護師の方で転職を検討中の方はお気軽にご相談ください。

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